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子供は人生に彩を添えてくれる、と翻訳業をしている二児の母がおっしゃった時、思わず納得。「こんなことって子供がいなかったらまあ体験してないわな。」といったことは実に多い。
次男が高校卒業旅行と称して友達4人とスペインのイビザに行くことを計画。宿の手配を仕切ったのはW君なのですがこれがいろいろ問題があって。。。 出発当日(6月22日)の午後に次男に電話がかかり「予約金800ユーロを払ってないと大家から電話があったので、払ってもらえない?」 W君自身はスペインにいて親はカナダで連絡が取れないし、他のメンバーも同様に連絡が取れない。唯一連絡が取れて親が傍らにいたのがうちの次男というわけです。「なんでその大屋とW君の尻拭いを私がやらなきゃいけないわけ???」というのが私の主張で、しかもその日の午後は大学の元卒論担当教官とお会いする約束をしていて出かける直前。 私と息子二人とすったもんだの議論の挙句私の久しく使っていないユーロ口座(Debit Cardは出ない、現金の出し入れもできないがなぜか小切手はくれる)から小切手を切りました。「現地に着いたらこの予約金をどうするのか連絡してね。」 連絡がなかったので大家(イギリス人の三十代のDJ)に電話すると要領を得ないので息子に電話。「小切手は渡していないよ、まだ。」というわけのわからない返事でした。 息子にメールを書いて「現金化するときには連絡してね。」と伝えたのですが返事無し。(これは息子の幽霊アドレスであったことが判明。(だったらこのアドレスから連絡するなよ!FaceBookに連絡すればよかったのか??) 息子が帰ってきた7月2日の朝4時に真っ先に聞いたのが「で、あの小切手どうなったの??」「あ、あれね。WがFutonの上にげろ吐いて汚したから200ユーロ払わなくちゃいけなくなって。大家さんがあの小切手を現金化して残りをお母さんの口座に振り込むって。それから明後日学校の卒業パーティでWとは会うことになっているからその時に200ユーロをもらうことになっているよ」「それで大家さんからはその旨、書いてもらったの?」「??いや、そういうふうに話がついているんだよ。」「そういう取り決めは紙に書いておくものなのよ。」 二度目のすったもんだを次男とやって私は銀行の開始時間を待って即、小切手の支払い停止をお願いしました。 ちょうど元亭に電話する用があったのでこのことを伝えると「銀行業務の観点からすると実に問題のない措置を取ったことになるけど、君はたかだか200ユーロのことで息子の面子をつぶしたというわけだ。」との御返事が。なるほど、そういう見方ですか。 毎晩遊びに繰り出してすっかり疲れきった後に熟睡し、お昼になって起きた息子にこの会話を伝えるとどうもわからないようです。「え、どういうこと?? Hai fatto perdermi la faccia? You made me lose my face??えええ、わかんない!」「日本語だと面子をつぶすって言うんだけどね。」「??? Oh, you made me embarrased? A little bit but that's it」 ここで問題になっているのは200ユーロではなくて800ユーロ。全部が口約束になっていますから万が一には何の証拠もないのです。そしてこの問題の発端はW君の不手際というよりは大家の業務の遂行のほうに問題がある、と言うのが私の意見です。予約金が払っていないかどうかは少なくともレント期間の一週間前には再チェックすべきこと。しかもこの手のチェックをした後で何の支払い証明書も出さないのは自分の仕事がわかっていない証拠です。 面子とは何の関係も無いとおもうんですが。「ああ、分かれてよかった!」と再確認しました。 後日談: 同じ日に大家から電話がかかってきました:「今、部屋を再チェックしたらソファーもだめになっていてそれを修理するのに180ユーロ。空港まで送っていってあげた料金が30ユーロなので全部で410ユーロ払ってもらいたいんです。その証拠写真をメールで送りますから。」 私はユーロチェックの支払いを停止したこととその費用はW君が払うことになっていると告げて終わり。 これを後で聞いた次男はかんかんに怒り出しました:「何言ってるんだ!きちんと部屋のチェックはしたじゃないか!!え?30ユーロ!?送っていってあげると言ったのは彼なんだよ!!普通のタクシーで行ったところで15ユーロなのに今になって何でこれなんだ!?」 なんでこれなんでしょうか。 この数日後、大家から長々とした支払いのお願いメールが私とW君宛てに届きましたが証拠写真の添付は無し。 W君はその後200ユーロを払った模様です。
by yy-mari
| 2008-07-02 17:32
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