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Operaが好きかと聞かれたら多分答えは「そんなに好きじゃない。。。」です。 京劇も越劇も歌舞伎も多分、私にとっては同列になるのかな。旋律の美しさに歌詞がうまく乗っていて、それが見事に歌われているというのは好きなのですが。 そんな私が誘われて英国石油(British Petrol)がスポンサーをする屋外大スクリーンのオペラ、ドン・カルロ(イタリア語版)をトラファルガー広場で観劇。英語の字幕付きの4時間でした。 この日は典型的な英国の夏。最高気温が20度になっていません。しかも雨交じり。6時から始まったのはいいのですが雨がだんだん激しくなってきます。そこはさすがこの企画を運営してから数十年のBP、無料でビニールの座布団(自分で空気をいれて膨らますタイプ)とレインコートを配ってくれました。これがなかったらただの修行。 字幕のおかげで話の筋はわかりました。が、う~~ん、このアリアがあまり好きになれない。。。ヘンデルやモーツァルトのオペラのほうが好き。大スクリーンなもんだからオペラ歌手がアップで映し出されるのですが、「ああ、私の美しさが身を滅ぼすのよ~~」と歌っているエボリ公女役のSonia Ganassiが「え?」と思わざるを得ないような容貌だったとかエリザベッタ役のMarina Poplavskayaがイギリスでは見られないような立派なえらの張った顔だったとかに注意が集中してしまった。 家に帰って長男に正直に感想を話したら「お母さん、オペラは歌を聴きに行くもの。見栄えは二の次だってば。」というもっともな意見に深く反省。 なぜか私の前には用意周到な若いカップルがいてスープからデザートの苺、それにひざ掛け用の毛布まで持参していたのでした。えらい。最初はぎっしり詰まっていた会場も雨と寒さと4時間の長さに降参した人が続出した模様です。 4時間の寒さに耐え、一応悲劇ながらも最後を見届け家にたどり着いたのは11時。翌日は興奮が醒めなかったので便器の掃除を完了。 その後なんの予備知識も持たずに観劇したのでDon Carloの登場人物の検索をし、なぜかエリザベッタの肖像を描いたイタリア人の女流画家Sofonisba Anguissolaまで行き着きました。(*そしてこの画家のWikipedia日本語版の説明にかなり誤訳があることを発見。。。)
by yy-mari
| 2008-07-03 05:27
| イギリス
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